2017年4月1日土曜日

Mount Taranaki/Egmont National Park,Pouakai crossing

もともと出発予定だった日、
天気が良さそうだったので予定を変更してタラナキ山に行きました。

頂上へ登るのはつらいと聞いていたし、
火山だし日本より森林限界も低くて、上の方は楽しくなさそうだと思い、
クロッシングすることにしました。

クロッシングは登るところと降りるところが違うので、
シャトルバスを予約しました。Taranaki Mountain Shuttle
登り口の方は、ビジターセンターもあって、車もたくさん来ますが、
降り口の方はどうか分からなくて、ヒッチハイクはちょっと不安だったので。

バスは2名以上なら$35ですが1人だったので$45でした。高い。。。
Facebookのメッセージで予約出来ました。
宿まで送迎してくれます。

駐車場に着いて、少し説明を聞いているとき、
日本人ぽい人が歩いているなあと思って見ていたら、

なんと友人でした!

クイーンズタウンの語学学校時代の友達ですが、
町を出てから連絡も取っていなかったし、どこにいるかもお互い知らなかったのに
まさかの同じ日、同じ時刻にタラナキ山で!
しかも彼らはHastings、ちょうど真反対のイーストコーストから来ていました。

さすがニュージーランド。
彼らはサミットに登るそうなので歩き始めてすぐに別れました。

そして肝心のクロッシングですが、本当に素晴らしかったです。
まず、歩き始めてから、昼までずっと雲海!


遠くに見えているのがたぶん北島最高峰のルアペフ山です。
初めは曇っていましたが、だんだん晴れてきました。


見下ろせば雲海、見上げればタラナキ山頂
とても贅沢な感じのトラックです。


山の中腹あたりを横に移動していく感じなので、
もちろんアップダウンはあるけれどそんなにきつくなかったです。


ちょうど中間地点にある山小屋でランチしている間に
雲が上がってきて雲の中に入ってしまいました。

がっかりしているとすぐに上がっていって
swampを歩いていくとすっかり上がりました。


でもこの湿地はひどくて、トラックは水没
足跡がついたところは再生されるのに何年もかかるから
トラック以外のところを歩かないでと注意があったけど、無理でした。


でも、確かにトラック以外のところは踏むとかなり足が沈み込むので、
最終的にはトラックを歩いた方が良いことが分かりました。
日本だったら間違いなくトラック作り直してくれていると思います。

湿地を抜けて安心していたのもつかの間、
またかなりぐちゃぐちゃの、しかもかなり急な上り坂
ここが1番大変でした。


これは割とマシな方で、もう避けようがない泥道を
早く抜けたい一心で駆け上がりました。死にそうでした。

おかげでかなりペースアップ。
このままいくとバスの迎えの時間よりかなり早く着くことになるので
長い時間小さな池の前で過ごしました。
Puakai Tarn、タラナキ山の写真でよく使われている有名な場所です。


着いたときはかなり曇っていたのですが、待っていた甲斐もあり、
青空で撮れました。風はちょっとありましたが。
美しい山ですね。タラナキ山。

ここから降りるのがまた大変でした。ずっと階段でした。
でも景色は素晴らしかったです。


私の大好きな苔びっしりの森。
登り口の方は、この部分、車で上がってしまうので歩けないところなのですが
こちら側は駐車場がかなり標高が低いので、ここもまた楽しめる部分のひとつでした。

この全部違うタイプのトラックのおいしいとこどりのクロッシングでした。
8時間歩いたのでかなり疲れましたが、
予定変更して、行って本当に良かったです。

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